The Architecture of Pollen、キャンバスにアクリル、170 x 110 cm 2025年
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この作品では、野の原に潜む見えない構造的なエネルギーの中へ、鑑賞者を引き込みたいと考えました。 'The Architecture of Pollen' は、繊細さの中に秘められた強さ、生命が狂おしいほど精緻に、そして美しく上方へと自らを築き上げていく様を探求したものです。
このスケールでは、絵具を生きた力として扱いました。ジギタリスの深い紫が柱のように感じられ、春の“アナーキー”に満ちた空を支えているようにしたかったのです。飛沫やエネルギッシュな線描は単なる装飾ではなく、受粉の微視的なカオス、自然の見えない設計図が飛翔するさまを表しています。
私はこの作品を、硬質なものと流動的なものの緊張関係として捉えています。重く大地に根差した茎と、無重力で砕けた背景の空気感を対峙させることで、生物学がアートへと変わる瞬間を捉えようとしました。これは、生命の最小の粒子に宿る巨大な力についての作品です。野性的で、飼いならされず、それでいて美しいのです。